<一括取引>
よく行われる取引では、まず契約をしてその後に決済という残金の支払いがあり所有権移転になります。これは不動産を購入するほとんどの人がローンを利用するので、その申込をする時間が必要な場合や、全ての現金の用意がすぐにできずにしばらく期間を空ける場合などがその理由です。
しかし、ローンを利用せず、またすぐに全ての現金を用意できる場合は別段契約と決済を分ける必要はありません。一括取引(契約同時決済とも呼んでます)といって契約と決済を一日で終了させる方法もあります。銀行などで場所を借りて行う場合が多いです。そうすれば先方の都合を確認し、時間を作ったりする手間も短縮でき、わずらわしいものもありません。