
今回は橿原市法花町にて、農地へ進入するための橋の拡幅工事を行いました。
ご相談いただいた内容は、道路から農地へ入る進入路の途中に水路があり、その上に既存のコンクリート橋が設置されているものの、橋の幅が狭く軽トラックや農機具の通行がしにくいというものでした。農作業のたびに慎重な運転が必要で、脱輪の不安もあり、作業効率の低下につながっている状況でした。
現地を確認したところ、橋自体の構造はしっかりしており安全性にも問題はありませんでしたが、通行幅が不足していることが大きな課題でした。橋を全面的に架け替える方法も検討しましたが、水路に関する手続きや型枠工事、コンクリート打設、養生期間、重機の使用などが必要となり、費用や工期が大きくなることが予想されました。
そこで今回は、できるだけ費用を抑えるために既存のコンクリート橋を活かした施工方法をご提案しました。具体的には、既存橋の片側に鉄板を設置し、通行できる幅を広げる方法を採用しました。現地採寸を行いオーダーにて作成しました。強度や安全性を十分に確認した上で施工を行い、短期間で工事を完了させることができました。拡幅した鉄板部分の下の水路部分には隣接農地に水を通すための穴がありその部分にアプローチできるように鉄板を加工し蓋を設ける事にしました。橋を新設する場合と比べて、大幅なコスト削減にもつながっています。
施工後は軽トラックの進入がスムーズになり、農機具の搬入も安心して行えるようになりました。脱輪の不安が解消されたことで農作業の効率も向上し、ご依頼者様にも大変喜んでいただくことができました。
農地の造成や進入路の整備、橋の拡幅などの工事では、できるだけ費用を抑えながら安全性と使いやすさを確保することが重要です。現地の状況をしっかり確認し、既存構造物を活かした最適な施工方法をご提案いたします。農地や進入路に関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください




