廊下の床は以前はカーペットが主流だったような気がします。最近では当然フロア、フローリングです。傷が付きにくく清潔感があるワックス不要の建材が出ています。最近ではフロアタイルを使用したり無垢材をつかったりと個性が出ている廊下もあります。
ワックス不要のフロアを使用した廊下
一般的な廊下です。メーターモジュールではなく尺モジュールと言われる寸法で建築された廊下です。フロアはワックス不要の建材を使用しています。
さすがにムラがなくきれいですね。
廊下の変わった窓
遊び心ですがちょっとしたひと工夫で部屋と廊下の間に写真のような丸い窓をつくる方がいらっしゃいました。部屋の照明がついているかどうか確認できます。
それならドアに明かりを確認できる窓がついた建具があるじゃないかと言われそうですがそこまあくまでひと工夫です。
白色系フロアの廊下
ちょっと見にくいですが最近ご要望が多い白系のフローリングとダーク色の建具の配色です。なかなかイメージがわかりづらいという事で写真を探しましたら非常にわかりづらいですがなんとか映っている写真がありましたので掲載しました。
既成品無垢材の腰板を使用した廊下
廊下ももちろん凝ったり演出したりする事ができます。写真では既成品の無垢材をフロア、フローリングに施工し、腰板にも同じ建材を施工しました。また壁には珪藻土を塗りました。割高にはなりますがクロスのみの廊下、ホールよりもずっと質感がでており住宅全体が細部までこだわった感じが出ています。
天然無垢材ヒノキを床、腰板、天井に施工した例
自然派志向住宅、ヒノキ無垢材を床、腰板、天井に施工し廊下の壁には珪藻土を塗りました。上の既成品の無垢材とはちょっと違った和風イメージがあります。既成品の無垢材との違いはヒノキ無垢材は切りだしたのみで何もしていませんので加工されたものと違いやはり傷が付きやすいし色も変わります。定期的にワックスが必要ですし汚れるとなかなか取れないので紙ヤスリで削って取ったりします。しかし手間はうんとかかりますがヒノキ無垢材を好まれる方はたくさんいらっしゃいます。
天然無垢材ヒノキ使用の廊下の飾り棚、ニッ地
玄関やリビングにもよく見かけるです。廊下に施工してもおもしろいです。お気に入りの写真や花などを飾るといいと思います。写真では既成品の棚ではなくヒノキの無垢材を使用して作りました。既製品とは違った趣きが出ています。
1階の吹抜け空調を考慮した廊下の内窓障子
リビングや玄関に吹抜けを設ける時によく言われるのが空調にとってはマイナスになる点です。
吹抜けにより広い空間ができて解放感が生まれますが広い空間のためにエアコンの空調を抑えておくところがなく逃げていく点がマイナスになります。今回の施工例ではリビングに吹抜けを設けますが2階が廊下になっており廊下から下が見下ろせます。リビングのエアコンをつけると2階の廊下まで空調が効いてしまい非効率になってしまいます。そこで写真のように障子をつける事によって空調を調整しかつ障子から入るひかりがやさしく廊下を照らします。